(ジュピター)

 

一見ジャーマン・シェパードとよく間違われますがそれもそのはず!?ドイツのお隣ベルギーの牧羊犬ベルジアン・シェパード(シェパードとは、牧羊犬の意味)の1種です。(長毛で黒毛のグローネンダール、グレーから赤茶の長毛で黒いマスクと差し毛のタービュレン、赤茶の短毛、黒いマスクのマリノア、赤茶のラフ・タイプの被毛のラケノア)一般的には、ベルジアン・シェパードというとブラックカラーのグローネンダールを言います。余談ですがベルギーのお隣オランダには、ダッチシープドッグと言って、ベルジアンシープドッグと似た犬種がいます。最近では、全世界でジャーマン・シェパード以上の訓練性能を発揮しているベルジアン・マリノアをよく耳にします。

19世紀のおわりのベルギーで、中型で機敏、スタミナがあり油断がなく、粗食と悪天候に耐え、防衛本能旺盛、主人に服従するが、状況によっては自力で仕事が出来る牧羊犬の作出が望まれました。そんな中で固定されていったベルジアン。作出目的を見てもおわかりの通り、言いかえれば非常によく気がつき、油断がなくよく吠えるとも言えます。牧羊犬は人の感情を読み取るのがうまいからしつけやすい、それも言いかえればしつける人をしっかり見ているということ。感情を読むのがうまいということは、感受性が明敏とも言え、行き過ぎると神経過敏と言われかねない部分もあると思います。神経が細やかで、それが長所と感じる人もあれば短所に思える人もいると思いますが、おおらかな気持ちで接してもらいたい犬種だと個人的には思います。また、他犬種に対して気が強いというブリーダーさんもいます。日本でも飼い主に従順で、訓練が入りやすいと謳われていますが、本に書いてあることを単にそのまま鵜呑みにして、軽い気持ちで飼うことはあまりすすめられません。(これは、どんな犬種にも共通する事ですが)犬を甘やかして特にしつけもしないでも飼い主の言う事を聞く、大した努力をしないでも訓練が入るというものではないことをわかってほしいと思います。例えば一般的に独立心の強い柴犬等(これは、わたしが以前飼育したことのある犬種なので例に挙げますが個体差はあります)とくらべると、比較的しつけが入りやすいということであって、そのへんを履き違えてしまうと、場合によってはこんなはずでは・・・と、あとで後悔することとなる場合もあることを忘れないでほしいです。って偉そうなことを書いていますが、そんなわたしもまだまだ努力の足りないひとりであります。

サイズは、牡:61〜66cm牝:56〜61cmのスクエアな体型。ジャーマン・シェパードとの外見上の違いは毛質の違いは勿論、ベルジアンがスクエアな体型に対し、G・シェパードは体高よりも体調が長いこと(比率的には9対10)、腰の辺りが傾斜していることなどからも区別がつくと思います。愛情を持ってしっかり育てれば、最高の友になれるベルジアンです。(って、これはベルジアンに限ったことではないですね^^;)

ちなみに我が家のタービュレンは、機敏で(普段はボーっとしているロージーも食べ物を前にした時は、驚くほど機敏でした!?)暑さはあまり得意ではないが、寒さに強く、油断がなく、防衛本能旺盛で(敷地外では吠えること、他犬を攻撃することはまったくないが)家に来る訪問者に、そしてジュピターの場合はそれに加えて家の前と隣のアパートへの来客者にも声や音が聞こえた場合、過去に自分がいたずらされた人に似た人、自分が散歩中すれ違う時に吠えかかってくる犬が通っても吠える。が、叱るとやめる(が・・・やめるのは目を合わせている時だけのことが多いかも^^;)ジュピターの犬舎は場所的に見晴らしがいいため、道路や近くのアパートがとてもよく見えるため、そこも縄張り範囲に入ってしまっていることを考えると吠えるのは一層仕方のないことかもしれませんが、吠え声がとても大きいため、やはり好き勝手に吠えさせるわけにはいきません。ご近所からの苦情防止策?として近所に聞こえるほど大きな声で叱るため、犬への同情の言葉は耳にしても、苦情は今まで来たことはありませんが・・・。(ジュピターが1歳になる前は吠え声も聞いたことがなかったので、吠え始めた当時、吠え声を聞いて喜んでいた我が家。今思うとバカでした(笑))わたしに歯向かったことはないけれど(ってあったら大変!)こうして欲しいっていうことは目では訴えるけれど、吠えたりしたりすることはありません。比較的洋犬に多いと思いますが人といつも一緒にいたいタイプ。日本犬の好きなわたしの実家では金魚の○ん犬と言われています。

そして、見た目が怖いのか、数年前、このあたりに続々と家が建ち始めた頃、次々と引越しされて来られた方々に道ですれ違うだけでも随分怖がられました。がー、今では誤解も解けて?小型犬の飼い主さんも寄ってきてくれるようになり、皆さんにかわいがってもらっています。ロージーはボーッと立っているだけの子だったせいか子供達や女性に人気があって、よく撫ぜられたり一緒に散歩してもらったりしていました。(知らない場所ではわたしたちがそばにいないとダメな子でしたが、我が家を訪れるお客様や自分の知っている場所では初対面の方でもべったりでした)ジュピターは、とにかく元気で馴れ馴れしいため子供達の人気はあまりありませんが、何故か男性人気はロージーを上回っています。遊び甲斐があるせい!?ジュピターに関しては知らない場所でも物怖じすることはあまりありません。