サークル通信 NO.3

                 2000.11.9(木)19:00から亀甲駅にて    文責:八木由紀子

          
         <今回のレポート検討>
          @写生”鏡の中のぼく・わたし”・・・井上真由美
          A文化発表会指導のあれこれ・・・八木由紀子
          Bこれも英会話、会話ゲーム・スキット・・・井上嗣祥
          C中学校社会〜公民〜原子力爆弾投下の授業の追試・・・木下富子
          D        〜地理〜何でも日本一クイズ・・・木下富子
          E        〜地理〜中国四国地方(高知の野菜促成栽培について) ・・・木下富子              

         <今回の模擬授業>

           @雑誌『向山型国語教え方教室呼びかけ号』裏表紙の詩(東京書籍2年下 まどみちお作)
            ・・・小林圭介
           A地図のある手紙(日本書籍5年下 宮川ひろ作)・・・井上嗣祥

     
      
       写生”鏡の中のぼく・わたし”・・・井上真由美

             酒井式の追試である。実際に子どもたちの絵を見させてもらったが、全体的にとてもよくかけていることに
            みんな驚いていた。彩色に関しては、かなり指導したとの事。しかし、4年生でもなかなか彩色の基本的な
            ことができていないので、低学年の頃から、酒井式ワークなどで彩色や描線の練習が必要と感じるそうだ。
              指導者は体のどの部分から描かしたらいいのか悩む・・・といわれたが、稲こぎの様子を描いていた児
             童の絵は手の部分がしっかりかけているほうがいいというサークル員の意見があり、その絵に関しては手
             から描いたほうがよかったのではないか。
              また、バランスよくかけている児童もいたが、すべてを画用紙の中に収めようとするがために全体的に絵
             が小さくなり、勢いが感じられない。その児童にも手から描かせて動作を生き生きと描かせるほうがよかっ
             たのではないか。


       文化発表会指導のあれこれ・・・八木由紀子

             歌や台詞などはグループで練習させてほめる事によりお互い刺激を受けあう方法が中学生で有効であった
            というアドバイスをいただいた。
             個別評価をとりいれていたが、なきそうになった児童もいた。口を大きく開けるという動作でも児童によっては
            難しかったのかもしれないとのご指摘。なるほど。
             発表会などで当日リハーサル指導のコツを代表から聞いた。向山先生の実践にあるそうだ。
             「本番は8分の声しか出せないから、今は12分の声で練習しましょう。」
             「最後1回しか練習しません。」・・・などの声かけが有効。
             また、小林君お勧め発声練習はみんなにヒットだった。低学年に有効。何かの研修でこの方法を入手した
            との事。
             
             黒板に以下のように書く


              バ      バ                 
             
             この”バ”を声に出させるのだ。応用編としては「これを3連発、さんはい!」など・・・
             すぐやってみたくなる実践だ。


        
これも英会話 ゲーム・スキット・・・井上嗣祥

               研究会に参加し、英会話の授業の最新の情報を入手。代表自らも英会話ゲームスキットを考案して紹介。
              このようなスキットがこれから多く望まれるだろう。
               しかし、日本語になりやすい英語、なりにくい英語もあり子どもたちにそのような会話も取り入れていくべき
              か否かレベルの問題もある。
               代表の研究会に参加しての感想だが、英会話に関しては文法上の細い指導が多いとの事。言語とは一
              通りではなく難しいなと考えさせられた。
               また、英語の発音指導に関して、指導主事さんの考えと(カナを振らない方がいい)、ネイティブの方との
              考え方(発音ははっきりさせることが大事なので振っていい)が食い違っているところがなかなかおもしろか
              った。 

        
           
             原子力爆弾投下の追試の授業(中学3年生)・・・木下富子           
             

                修学旅行などで学んでいたのかどうか、この問題についてよく知っている生徒が多かったそうだ。授業者
               としては、次時の平和憲法への授業に結びつけるためのステップとして授業を追試されたようだ。しかし、こ
               の授業はアメリカ側にたった見解が多く、自虐的な印象がぬぐえないところがあるのではないかという意見が
               出された。

       
        何でも日本一クイズ・・・木下富子

                身近な中国四国地方の何でも日本一(生産物)、県あてクイズはとても盛り上がった。
                サークル男性員全問正解!
                サークル女性員・・・?
                女性は地理が弱い!?なんて、思いたくないなあ。

                中国・四国地方を勉強する前にとしてこんなクイズをするのはなかなか知的好奇心が満たされて、生徒も
               楽しんで取り組んだのではないかと思われる。



            中国・四国地方(高知の野菜促成栽培について)・・・木下富子

             教科書見開き2ページの内容。授業の導入として、ここから5問一字読解式に生徒に解かせていく。今回
               みんなで具体的にどんな問題が作れるのか考えた。

         

        
           

       模擬授業:雑誌『向山型国語教え方教室呼びかけ号』裏表紙の詩
             (東京書籍2年下 まどみちお作) ・・・小林圭介

        
〜先生が1回読みます。
             3回読んだら座ってください。       
         詩というのは短い言葉で伝えます。詩人のまどみちをさんは、この四角のところに何千、何万もの言葉から考えて、
         考え抜いて言葉を入れたと思います。それではこの言葉に挑戦してみようと思います。
          当てはまる言葉をノートに書きましょう。
          先生に見せにきてください。5点以上もらった人は前の黒板に書いてもらいます。
             ( 正解が出なかったと想定して・・・・)
            惜しかったけど、プロには及びませんでしたね。答えは〒です。〜
       
       ここまではスムーズに授業が展開していた。ここから、比喩の学習に結びつけて行く授業を展開していく予定だった
        そうだ。あらたな展開でみんなの期待が膨らんだ。しかし、授業展開が具体的にされているともっとよかったとの指摘
           がなされた。
             
         
     
地図のある手紙(日本書籍5年下 宮川ひろ作)・・・井上嗣祥                
               〜 4ページから7ページまで読みます。
               4ページは立って、5ページはすわって、6ページはまた立って、7ぺーじは座って読みます。             (あとで、”なぜ座ったりたったりするんですか?”という質問がサークル員からでた。”児童の読んでいる進度がわ
                 かるからです”との回答でした。)
               あごに手を当てます。骨があたるのを感じましたか?このようにあごを動かすと、頭がよく働きます。
                 (このように井上先生はいわれ、児童が大きな声で音読ができるようにうまく語られた。)
               日付を書きます。
               一行あけて番号を@からIまで書いていきます。・・・
           
               一字読解の問題
               @この話の題名は何ですか。
               A作者は誰ですか。    ・・・漢字で書いてますか?
               Bこの物語の季節はいつですか。
               C風は吹いていますか。     
               D裏の杉林とかいてありますが、なんの裏ですか
               Eこの挿絵はどの分までを絵に表したものですか。
               Fげんさん言えにはすきまがありますか。
               Gげんさんの家の戸はすべてすきまがあるのですか。
               Hいえの中にはだれがいますか。・・・答え方もいいですね。
               Iげんさんもおかねさんも元気がありますか。元気があると思うひとは○。
ないと思う×をノートに書きま しょう。
                その理由もノートに書きなさい。〜
 
              ここから、討論になる。
       井上学級では、叙述にふさわしくない意見が出るときちんと修正するような方向へ子どもたちがなってきているそ          この、”元気”という言葉が少し抽象的過ぎるのかどうだか、サークル員中では”どういう元気か”という質問が出た。
精神的な元気”ということで、また討論が復活した。
     結局これといって説得力ある意見はなかったが、さすがに教材と格闘している井上先生から、目からうろこが落
              ちるような見解が述べられた。
 ”わたしの考えは、×です。教科書5ページの「いろりの火だけが、いせいよく燃えていて、そこだけが明るい。」
この記述 から 「火だけ」の「だけ」は心情を限定していて、「そこだけ」の「だけ」は場所を限定している。”
            


        次回のサークルは11月20日(月)19:00から亀の甲にて
                                                           
                            
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